メックファイバー370+はキーナン独自のメックファイバー技術を高容積にして飼料混合の新しい基準を打ち立てました。約100頭に給餌できる量を一度に投入でき、中規模から大規模生産農家に適したマシンです。オーガに高さがあるため、高さのある飼槽や柵を超えて給餌することができます。ベール処理オプションの有り無しの他、様々なオプションが選択できます。

メックファイバーの優れた混合

最新のキーナン混合システムでは7rpmで回転する6枚の角度付きパドルを使用しています。新しい設計のナイフと先端の隙間を広げたパドルアームの採用で飼料材料が自由に動くようになり、混合性能がさらに改良しました。

低燃費設計

飼料を積載したメックファイバー370+のけん引には通常90馬力が必要です。一方で積載時のミキサーを始動するのに必要な馬力はその約半分で済むため、他のミキサーと比較してトータル燃費を大幅に節約します。（多くの場合トラクターサイズも通常より小型なもので対応可能です。）

シンプルな2チェーンドライブシステム

キーナンのシンプルな2チェーンドライブシステムには卓越した信頼性の実績があります。馬力はプライマリーチェーンと3個のスプロケットによりオーガとアイドラーに伝達されます。2番目のスプロケットは大型パドルスプロケットに動力を供給します。

ご要望に合わせて装置をカスタム化します。

• 高さのある飼槽に適した高いオーガ
• 自動給油・2チェーンドライブシステム
• ベール処理機オプション
• 均一な給餌を提供する長いオーガ
• 可変給餌制御と排出高

主な特長

• マットなブラックカラーのフロントカバーが特徴的な新しい外装
• 使い勝手が良く、折りたたみ可能で耐久性に優れた後部梯子
• 撹拌室内パドルのキャスタレーション(突起部)の形状変更により、撹拌の質の向上、所要馬力の削減、摩耗の低減を実現
• 独自のパドルによる投入した原料の穏やかな持ち上げと撹拌により、飼料が確実に刃の上に広げられ、繊維の質を損なうことなく、適切な長さに裁断できます。正確な長さと構造を維持した混合飼料は健全なルーメン状態の維持には重要で、これが群全体の健康と生産性に寄与します。
• 排出ドアは、長さを延長できるほか、照明具の追加もオプションで選択可能です。暗い環境での容易な給餌やスピーディな排出を可能にします。
• 第4世代のキーナンコントローラー、飼料マネジメントアプリ、インタッチプラットフォームにより、撹拌プロセス全体のモニタリング及びデータ管理が可能です。原料リストや投入順序の管理、コストや残渣量のモニタリングなどの機能でユーザーをサポートします。
• コントローラーに設定可能なテレマティクスオプション(オイルセンサー、チェーンテンションセンサー等)により、マシンのコンデイションを良好に保ちます。