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オルテックIFM

オルテックのインビトロ・ファーメンテーション・モデル(IFM)について

オルテックのインビトロ・ファーメンテーション・モデル(IFM)は、栄養設計に携わるプロが飼料を評価、それにまつわる課題を解決し、飼料効率を最大化、そして飼料コストを低減するためのサポートツールです。
飼料設計担当者は飼料設計モデルや化学的な飼料特性に基づいて飼料を設計しています。しかしながら、この情報はリアルタイムではない『静的な』もので、実際に動物に与えられる栄養の総合的かつ完全な評価はできません。オルテックIFMは、動的な診断ツールであり、リアルタイムでルーメン内での飼料の消化を測定します。これによって、ある瞬間を切り取るのではなく、飼料の消化の総合的な理解と把握が可能になるのです。 

オルテックIFMとは?

オルテックIFMではルーメン内の発酵をシミュレーションし、飼料中のエネルギー及びタンパク質の利用性を評価します。この技術は、リアルタイムな消化のバロメータとして、微生物による消化で発生するガスの生成量を用い、それを測定することに基づいています。継続的にガスの生成量を測定するため、各飼料原料がそれぞれエネルギー生成にいかに貢献しているかを消化率によって知ることができます。私たちは、分解の早いタイプの糖質(例 デンプンや糖)及び分解の遅いタイプの糖質(例 繊維)のそれぞれが、どの程度の量、どの程度の速さで混合飼料中で仕事をしているのかを詳細にとらえることができます。 
私たちはまた、微生物バイオマス由来のプロテインの利用可能量を把握するために微生物バイオマスを測定するほか、混合飼料内のプロテイン対エネルギーのバランスも計測しています。さらに、オルテックIFM分析は、湿式科学分析を用いて飼料検体の全体像を把握することが可能です。

しくみ

飼料検体は、実際の動物の体内で起きる自然のルーメン発酵を模倣するため、ルーメン液及びバッファーシステムを用いて試験されます。消化の進行にともない、メタンや二酸化炭素といった発酵ガスの量が継続的かつ自動的にモニタリングされます。

•オルテックIFMではガスの生成量を計測し、可溶性・不溶性を問わず、発酵されるすべての栄養素を踏まえた分析を行います。ガスの総生成量は、数式を用いて分解の速い又は遅い糖類由来別に振り分けられます。
•各種糖質成分の推定分解速度を把握することにより、対象となる飼料の栄養価情報がさらに提供されます。
•発酵による副産物測定には下記が含まれます。
 微生物バイオマスの生成量(動物にとって代謝可能なタンパク源)
 揮発性脂肪酸の概要(動物にとってのエネルギー源)
 ガスの総生成量
 インビトロでの乾物消化率

オルテックIFMの活用

•ルーメン機能、ルーメン内でのデンプン利用性及び繊維消化性、そしてタンパク質のバランスを最適化するための栄養的ツール
•一回の試験で、また比較的短い時間とコストで、飼料を最適化するための正確かつ情報に富んだ助言を得ることができます。
•発生しうるトラブルを未然に防ぎ、各顧客の給餌プログラムに応じた飼料効率と収益性を最適化するための栄養給与戦略を開発することが可能になります。
•ガス生成量の推定により、特定量の乾物摂取量あたりのガス発生量が過多かつ効率の悪いTMRを特定することができます。各ガスの発生量に基づいて原料と化学組成の評価を行い、発生しうる課題の特定を行います。