オルテックのオンラインシンポジウム『ONE Virtual Experience』が開催中です

オルテックの国際オンラインシンポジウム、 Alltech ONE Virtual Experience が米国時間5月18日午前、世界126か国から2万1500名を迎えて開会しました。

農業の未来、ビジネス、そして我々を取り巻く世界を独自の方法で共に考えるために人が集うこのAlltech ONE Virtual Experienceは、オルテックの毎年恒例のフラッグシップ イベントであり、毎年70か国以上から約3500名が米国ケンタッキー州レキシントンに集まる『ONE: The Alltech Ideas Conference (ONEやシンポジウムと呼ぶこともあります)』に代わるものとして、今年特別に開催するものです。

今回のオンラインシンポジウムでは、時差を気にせず視聴可能な畜種・トピック別フォーカスセッションのオンデマンド配信、基調講演のライブストリーム、ライブチャットを利用した質疑応答機能、参加者同士のメッセージ交換ツールなど、バーチャルでありながら例年同様多様な講演に触れ、講師や参加者との交流も持てるように工夫されています。 

 開会あいさつの中で、オルテック社長兼CEOのマーク・ライオンズは次のように述べています。「新たな『ONE』へようこそ。これは発見と刷新のための旅のようなものです。今回で36年目となる、オルテック主催のこのカンファレンスの歴史の中で初めて私たちは“バーチャルに”繋がることになりました。これはまさに、一丸となってアグリフードの未来を創る機会に他なりません。」

開会を飾る最初の基調講演は元NASAの宇宙飛行士で空軍大佐のCady Coleman氏によるもので、国際宇宙ステーションにおける180日以上のミッションにおいて、最も過酷な状況下でチームワークを育みながら、ミッションにフォーカスし続けた時のインスピレーションあふれる経験談を展開しました。世界が新型コロナウィルスのパンデミックに接している今、彼女の発したメッセージはタイムリーで、参加者の心を揺さぶりました。
「世界はそれぞれに様々なミッションを違ったように受け止めていると感じます。パンデミックの発生により、ともに協力して課題を解決し、同じミッションに取り組まなければならなくなりました。人々が共に立ち上がり、助け合うこと、それは希望です。」

コールマン氏は講演後のライオンズとの意見交換の場で、革新的かつ創造的なチームを創るにはインクルージョンがいかに重要かということを 強調していました。
「多様性に富んだ団体の方がより成功するというのは証明された事実ですが、その環境は快適とは限りません。そのことを頭において、問題は起きるものであるということ、そしてそれを協力して乗り越えていくことを認識してください。」

ONE Virtual Experienceは、2021年の5月までの1年間に渡り、気づきと創造の場、最新の情報提供の場を提供させていただきますが、オープニングの1週間は毎日ライブストリームで基調講演と特別プレゼンテーションをお届けする予定です。 
また、日替わりでフォーカスセッションの講演者にライブチャットで質疑応答の場を提供します。

さらに、アグリビジネス、水産養殖、肉牛、農産科学(クロップサイエンス)、酪農、養豚、養鶏、持続可能な農業の8つのトピックのもと、合計約50もの講演もオンデマンド配信しています。 来月以降、毎月異なるトピックのもと様々な講演が追加され、来年の5月までサイトは充実され続けていく予定です。参加登録も1年間受け付けています。

日本語字幕も約半数のプレゼンテーションに追加されていく予定です。

オルテックオンラインシンポジウム『ONE Virtual Experience』に関する詳細は、https://one.alltech.com/をご確認ください。

-以上-